ラウンジとは
会員制ラウンジとは、女性会員と呼ばれる女性が男性会員の席につくものの接待を行わない飲食店を指しています。2010年前後から西麻布、六本木、恵比寿、青山を中心に広まってきた、キャバクラともガールズバ―とも違う新しいナイトワークの業態のことです。
接客方法の違い
ラウンジの場合
キャバクラではキャストがお客様の隣に座り接客しますが、会員制ラウンジでは「女性もお客様」という位置づけなので、男性会員にお酒を作る、タバコに火をつけるなどの作業はありません。ノルマやペナルティがなく、ワンピースなどの私服で自由な時間に出勤し、女性は基本的に座ってドリンクを飲みながら男性会員のお客様と会話をするだけなので、働きやすさも人気の理由となっております。
キャバクラの場合
キャバクラの場合はお客様の隣に女性が着き、お酒を作ったりタバコに火をつけるなどの作業を行いながら会話をするのがメインのお仕事になります。ドレスやワンピースなどの服装でヘアメイクをし、お客様をもてなす働き方になります。
客層の違い
ラウンジの場合
会員制ラウンジは会員しか入店できないようになっており、各ラウンジ独自の会員審査があり、職業や年収に制限があったり、他の会員からの紹介じゃないと入会ができないようになっています。基本的には会員制度のため一流企業の社員や、弁護士、医者、芸能人、スポーツ選手、政治家、IT長者といったセレブな方々も多く、若くして成功されている方などが比較的に多いです。
キャバクラの場合
キャバクラはエリアによってかなり違いがあるのですが、一般的には20代から30代の若い世代が多く来店します。高級店になればなるほど年齢層は上がり、富裕層の方も多く来店されます。客層が気になる方や、客層が良いお店で働きたいという方はお店選びも重要です。
出勤日数の違い
ラウンジの場合
ラウンジは他の業種とは違って、週の出勤日数に決まりがありません。自由出勤と謳っているお店が多いですが、週1~3くらいは出れると望ましいです。夜一本で働く方よりも、学生さんやWワークなどで活躍されている方にオススメです。
キャバクラの場合
キャバクラは一般企業とは違い、週5日絶対に出勤しなければいけないという決まりはありません。稼ぎたい金額の目標がある方はライフスタイルに合わせて働くことが望ましいですが、未経験から始める方は、基本的に週3~5日の勤務がオススメです。
給料形態の違い
ラウンジの場合
会員制ラウンジの平均時給相場は3.000円~5.000円くらいとなっております。容姿に自信がある方であれば6.000円~8.000円も狙っていけますが、採用基準は全体的に見ても高めです。中には10.000円前後の方もいますが、全体の中でもかなりトップクラスとなります。ノルマやペナルティがない分、キャバクラなどに比べると時給相場は劣りますが、最近ではキャバクラにも劣らない時給提示をするお店も増えてきています。
キャバクラの場合
キャバクラの平均時給相場は4.000円~6.000円となります。【出勤日数】【売上】【指名数】などによって時給が変動するシステムのお店が多く、夜一本でガッツリと稼ぎたい方には適しています。
①ポイントスライド制、②売上スライド制、③給率制、④完全売上制といった働き方があるので、自分に合ったお店選びも重要となります。
まとめ
今回は会員制ラウンジとキャバクラの違いについて記事にさせて頂きました。これからナイトワークを始めたいけどお店選びに迷っている方や、お店の移籍を検討されている方は参考にして頂ければと思います。